薩摩フルートの会10周年記念委嘱作品

2019年04月21日 演奏会初演

風光る春の日に 

【作曲・解説  久保 禎(ただし)】

2009年10月の旗揚げ公演以来、ここ鹿児島にてフルート・オーケストラという典雅、華麗、颯爽とした活動を行ってきて早10年。その地道で着実な取り組みと成果に対し、心よりお慶び申し上げます。

また、記念すべき機会に作品を委嘱して頂きまして、大変光栄に思います。今後とも末永く発展していかれるよう、お祈り申し上げます。

『風光る春の日に』は、本日の演奏会が例年とは異なり、麗らかな春の日に開催されることから想像を膨らまして作曲しました。

また、団体名称には「薩摩」が冠され、地域社会と密接な関わりを持った活動を行っていることから、薩摩の様々な民謡で使われる旋法や節回しを素材としています。

さらに、現代を生き、過去から未来へ拡がっていくイメージを込めて、現代的な語法や伝統芸能的な所作なども交えながら構成しました。

指揮の寺本義明さん、そして出演される会員の皆さんに心から感謝申し上げますとともに、新たな作品空間の創造を楽しみにしています。

(演奏会パンフレットより)